第3章・猫と子猫のワルツ

 部屋に響く甘い声と淫靡な水音
「アん…はぁん…テッサ…はぁはぁ…もうダメ…」
 ベッドに横たわり息を荒くする
「ダメですよメリッサまだ五回しかいけてないんですから」
 テッサは本日6回目を始めようとする。体力ではマオのほうが圧倒的に有利ではあるがマオが仕込んだ超絶テクニックに磨きをかけたテッサのテクニックに流石のマオも参ってしまう。なにせ毎日のようにしているのだからどこが感じてどうされればイクのかなど熟知されている。そのためいくらマオが主導権を握ろうとしても逆に主導権を握られいいようにいかされてしまう。
「次は、メリッサにザーメン浣腸をさせてあげます」
「はぁはぁ…テッサ…まっ…それは…」
 テッサのいうザーメン浣腸は最近のテッサのお気に入りしかし、マオにとっては地獄である。なにせテッサが満足する量のザーメンを注ぎ込むまで解放されない。こないだなどあまりの連続回数にバイオペニスが暴走して快感のオーバーロードで発狂寸前に陥ってしまったくらいだ。
「ねぇ…メリッサ…うぅぅん…最近、ちょっと…ぁぁあぁん…物足りないですよね」
「そ、そう…ふぐぅ…」
 これほどまでハードプレイを強要されてなお物足りないといわれてマオはいやな汗が流れる。
「そこでですね…」
 テッサはマオに何かを耳打ちをした。
「もちろん手伝ってくれますよね?」
 女神のような穏やかな笑顔の前にマオは断わることはできなかった。

 ★ ★ ★

「キョウコさん、ミズキさん、お久しぶりです」
 名前を呼ばれて振り返るとそこには一人の美少女が立っていた。
「テッサちゃん久しぶり〜どうした?」
 キョウコが駆け寄りたずねると
「父の仕事の関係で少しだけ日本に着たんです。さすがに今回は滞在も長くないので留学はできませんでしたけど」
 そう二人に説明する。むろんそんな話は嘘なのだが…
「へー、じゃーこれからキョウコと二人でカラオケに行こうと思ってたんだけどやっぱり人数が多いほうが楽しいから一緒に来る?」
 テッサはチャンスと心の中でにやりと笑みを浮かべた。
「いいんですか?」
「うん。いこ」
 キョウコが手をつかみ楽しそうに店に入る。
(都合がいいですね)
 カラオケに入るととりあえず2時間ほど歌うことにした。むろん物足りなければ延長すればいいだけだしというのがミズキの意見。そして、2時間が経過した。
「では、キョウコさん、ミズキさんいきましょうか?」
「「はい…」」
 虚ろな瞳の二人がテッサの言葉に従順にしたがう。
「薬の加減もいいみたいですね」
 テッサが二人に使ったのは催眠誘発剤。簡単な暗示を手軽にかけられるというものだ。もちろん非合法でありその入手も困難ではあるがテッサにとっては近所の薬局で風邪薬を買うのとなんらかわらない程度の代物である。
「さてと…メリッサ。すみませんが迎えに来てください」
 携帯電話を取り出し何気ない口調で話す。しばらくするとマオの運転するハコバンが入り口に止まり3人が乗り込む。

 ★ ★ ★

「メリッサとりあえず目的の場所へ」
「わかったわ」
「さてと…どちらがいいかしら?」
 テッサは恭子と瑞樹の体を見比べるながら目的地に着く前に摘み食いをしようかと考える。
「キョウコさんの体も美味しそうですけどミズキさんの方が美味しそうですよね」
 テッサはハコバンの後部座席を軽く改造して作ったベッドに腰掛ける。
「ミズキさん。こっちにきてオナニーをしてみせてください」
「うん…恭子、私向こうでオナニーしてくる」
「わかった…」
 薬が効いてるためテッサのいうことは何でも正しくいと認識している二人は疑問を抱くことはない。
「服は脱がないでショーツだけを脱いでスカートをたくし上げてください」
「うん…そうする」
 瑞樹は命じられるままにショーツを脱ぐと秘裂にいきなり3本も指を差し込む。
「いきなり3本もですか?」
 さすがにテッサは驚きたずねる。
「うん…いつもしてるから…ふぅぅぅん…」
 その言葉のとおりに瑞樹の秘裂はすぐに涎をたらしそこだけ別の生き物のように動き始める。
「ミズキさん、もしかして経験済みですか?」
「うん…●学3年生の時の先生に教えてもらって…はぁぅぅ…それからいろいろとしてるから…」
 瑞樹は自分の性生活のことをテッサに話し始めた。小●3年生の時に初体験を迎えてから受けた恥辱と快感の日々。周りには隠してはいるが実は超ド級の変態であることをテッサに明かす。
「すごいですね。だったらコレも大好きですよね?」
 テッサがはちきれんばかりの肉棒を恭子に見せると
「…すごい…テッサちゃんの…これで私にしてくれるの?」
「ええ、とりあえず味見してみますか?」
「うん…」

 ペチャ―――

 ピチャ―――

 淫靡な水音を立てながら必死にしゃぶりつく瑞樹の姿はまさにメス犬そのものだった。
「いいですよ…とっても…ご褒美あげますね。うっ…」
 テッサの短い声とともに粘性の強い擬似精液が瑞樹を淫らな白で染め上げる。
「あぁぁ…テッサちゃんの精液すごくいい…臭いもとっても生臭くて…はぁぁぁ」
「臭いだけでイッちゃんうなんて…入れたらどうなるのかしら?」
 出したばかりではあるがテッサの肥大化した性欲はおさまらる所か一度射精した事で本格的にスイッチが入った。
「じゃー入れますけどまずはどこがいいですか?」
「お尻の穴…ケツマンコを犯してください」
 四つんばいになりとそのかわいらしいお尻を突き出しアナルを自らの手で大きくこじ開けるてテッサの肉棒を求めた。
「やっぱり、こっちも経験済みだったんですね」
 そういいながらテッサの極太の男根を挿入する。
「入れてあげたんですから、動いてくださいね。動かないなら抜いちゃいますよ」
「ぬ、ぬかないで動くから…」
 瑞樹はテッサに覆いかぶさられる体制でありながらも必死に腰を動かす。
「すごい腰使いですね。多くの人前ではしたなく乱れるなんて変態ですね。ほら道行く人がみんなミズキさんの乱れてる姿を見てますよ」
「え…本当だ…見られてる変態の私を…見られて…」
「でも、気にしなくていいですよ。みんなミズキさんが変態だって実は知ってるんですから」
「みんな知って…あぁぁぁぁ」
 テッサのその言葉が瑞樹の心の奥底にあるリミッターを開放する。ミズキは「わたしは変態…見られて…感じて…はぁぁぁん…」快感に酔いしれながらうわごとの様な言葉を繰り返しそして無限の快楽の世界へと心を沈めていった。

 ★ ★ ★

「テッサ、そろそろ目的地に着くけど?」
「そうですか…」
「どうしたの?」
「いえ、薬の効果もあったとはいえ調教済みだとなんだか味気なくて…キョウコさんの時は薬も暗示もなしで楽しむことにしようかなと」
「そ、そう…」
 不満げなテッサのその仕草にマオは僅かながらに同情してしまうのであった。

ミッション・コンプリート


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